![](https://blog.mkd-contents.com/wp-blog/wp-content/uploads/2020/10/84f5515799414ec334240fe148fbfc80-1-1024x320.png)
こんにちは、MKDです。
3Dデザイン・モデリング歴:30年! 出会ったデザイナー:いっぱい!!
メインのお仕事は、企業内でできない3Dデザインモデリングと製品設計をサポートしてます。
どうぞよろしく
毎度、余談からスタート、お付き合いください。
昨今、ドキドキしたりときめくことがすっかりなくなった50代おじさんです。
そんなおじさんも、サラリーマン時代は良かれ悪かれ日々刺激があったもんです。
思い出しますね~。東京にアミューズメントパークを持つ企業様のキャラクターの3Dモデリングを担当した時のことを。
当時の課長さんが会社に乗り込んできて、私のデスクの横に座り、
『完成するまで帰らないぞ。』と、終日張り付かれました。
その日、私は徹夜。
課長さんは、私の上司と共に途中から懐石料理の接待に・・・。(張り付くんじゃないんかい!)
でも、解放されたので、何とかプ〇さんとエ〇モは完成しました。
この時は、本当にドキドキしました。
これ以降、隣に誰かいても平気でモデリングできるようになったのは、課長さんのおかげです。感謝!
![](https://blog.mkd-contents.com/wp-blog/wp-content/uploads/2020/12/windows-JUCUefEkGs8-unsplash.jpg)
【デザインに自信を持つ】実力を発揮するためのキーワード【プロなら必須】
さて読者の皆様、デザイナーになって一番ドキドキするときって、いつだと思いますか?
- デザイン担当を任されたとき?
- デザイン担当案件が商品化されたとき?
いずれもテンションはあがりますね。でも今回はそっちの嬉しいドキドキではありませんよ。
それは、デザイン会議で自分のデザインを承認させるとき、でしょ!
今回はデザイナーの皆さんも一度は体験するであろうプレゼン会議。
その開発プロジェクトに焦点をあて、いろいろな場面での心構えについて解説します。
どんな場合でも応用できることなので、特に新人の方には参考になると思います。是非ご覧ください。
![](https://blog.mkd-contents.com/wp-blog/wp-content/uploads/2020/11/MT.png)
まず、例えが無いと分かりにくいので、ここではあなたがある商品のデザイナーになったとしましょう。
企画担当と打ち合わせをし、開発・設計も交えてカタチのイメージもでき始めました。
そろそろ具体的にデザインをお披露目するプレゼン会議に臨むタイミング。承認が下りるか否かの勝負所。
心構えと事前準備、怠るわけにはいきませんよね。
そこでデザインのプレゼン会議に臨む際の大切なキーワードがあります。
それを4つ、順を追ってご説明します。
プレゼンで大切なこと
![](https://blog.mkd-contents.com/wp-blog/wp-content/uploads/2020/12/sps-universal-MnPF-0DTQ5c-unsplash.jpg)
- 揺るぎない商品コンセプト
- イメージの具現化
- 巻き込む力
- 臨機応変
すべて言葉としては一般的なのですが、おかれた状況と照らし合わせることがとても大切です。
言い換えれば、合わせられるかがポイントです。
揺るぎない商品コンセプト
デザイナー自身が企画を出している場合は、発信元が自分なので分かり切ったことですが、別の担当が企画者だった場合は、特に商品コンセプトの理解が重要。
上っ面だけでは百戦錬磨の上司には直ぐにバレます。(私も思い当たる節があります。ものすごく。)
ここだけは時間を割き、企画担当者と何度もすり合わせしなければなりません。当然、他社同類商品のリサーチ情報も頭に叩き込み、自社のメリット、時にはデメリットもしっかりおさえます。
イメージの具現化
思い描いたデザインイメージを言葉にしておきましょう。
可能ならコンセプトとリンクする表現を心がけましょう。熱く語っても良いですし、のめり込む姿勢くらいがちょうど良いです。
巻き込む力
プロジェクトの関係者は、あなただけではないはずです。
個々受け持つ領域は違いますが、同じチームです。
不得意な部分を補ってくれるメンバーを巻き込みましょう。
時には上司も巻き込む。成し遂げたい思いを正直に伝えましょう。
臨機応変
臨機応変さが必要な場面も想定されます。
段取りに沿ったやり方ではダメ場合もあります。それを感じる危機感は経験を積み重ねなければ身につきません。でも、それを予測して事前に準備することは可能です。
可能な範囲で手段を準備しましょう。
例えば、決めたいデザインがあるとします。当然それまでにいろいろ悩んで候補となる案もいくつかあったはずです。そのなかのボツ案を当て馬として、本案を底上げする。単純かもしれませんが、対称がでてくると比較する習性があります。そこで良さをPRです。まれに、ボツ案が採用されることまありますが、それはそれで良しとする!!
最後に私からの後押し。
![](https://blog.mkd-contents.com/wp-blog/wp-content/uploads/2020/12/robert-katzki-vVOL2MIo8Qc-unsplash.jpg)
会議では『商品をカタチにするつもりがあるのか!!』っと怒鳴られたこともあるでしょう。
そして『自分がエンドユーザーだったら、その商品を買うのか?』なんて言われたこともあるのでは?
しかし、よく考えてください!
いくら世の中のためになる商品を販売しているからといって、すべての自社商品を欲しいですか?
そんなことないですよね。絶対ムリそれ!って思いますよね。(会議でそれは言わないように。心の奥底に秘めて・・・。)
しかし、フォローするわけではありませんが、見て判断する側(ここでは上司)も一発で決めきれない場合はあります。よくある話として、今回の案を見ておいて、一度冷静になって、次回までに自分の考えを繰り越すパターン。決裁権のある上司が決して望ましいやり方(悪く言えばやり口)ではありませんが、実際はあります。
そんなモヤモヤする場合はどうするか。
頭の切り替え ”マインド”です
![](https://blog.mkd-contents.com/wp-blog/wp-content/uploads/2020/12/alexander-schimmeck-FbDfTUXXut0-unsplash.jpg)
お気づきですね?そう、もうあなたは”プロ”なんです。
プロとしてのマインドがあれば、経緯が違う意見のぶつかりは問題ないんです。上記みたいなことは、皆、百も承知。そのうえで自社商品を売るんです。作るんです。
自分のデザインに自信を持ってください。
もし意見のぶつかりで負けそうなら、相手をねじ伏せるくらいの資料を事前に準備しましょう。
これでもかって!ファイト!
アドバイスコーナー:おすすめ記事
直ぐにこのマインドを持つことは簡単ではないでしょう。私もかなり大変でした。悩みました。でも経験を積むしかないと考え、とにかく情報を集め、他社製品のリサーチ、本や関連記事も読みまくりました。いろんな記事をコピーしてファイリングして何度も見返して。
ちなみに参考になった記事で私のおすすめは、無料で読める日経ビジネス(有料プランもあります)の記事。時事ネタや特に経験談は参考になりました。テーマの領域が広いことも良い点です。私の場合、気に入った記事を一つ見つけ、その著者をお気に入りにして、内容を取り込んでいました。他に参考になる記事があれば紹介していきます。
コメント