I started modeling the TOYOTA GR supra

3D MODELのGR SUPRA 完成しました

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【デザイナーあるある】会社が選んだデジタルツールをあなたはどう使う?【対処方法を解説】

#Designer

こんにちは!MKDです。モデリング歴30年。出会ったデザイナーさんはいっぱい。

メインのお仕事は、企業様の中でできない3Dデザインと製品設計をサポートしています。

どうぞよろしく。


MKD
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記事内に、ちょこちょこと、太字アンダーラインがあります。

ポイントとなるワードなので、気にしながらご覧ください。


まずはいつもの余談から。

お仕事を通じて、自分より30歳も若いデザイナーさんと打ち合わせをする機会があります。

※もちろんリモートです。

初めは、ぎこちなさがあるものの、ペースをつかむと舌も滑らかになってくるもの。

悩み事や身近なストレスなどを気分よく打ち明けていただくと、こちらの固いものも緩んできます。つい入れ込んで、おじさんの経験談をついついポロっと。これはオフレコで・・・。

自分も若い時は、だれかに聞いてもらいたいことが山ほどありました。上司に話せばただのグチ。後輩に話しても埒が明かない。そんな時、外注の社長さんに聞いてもらってスッキリしたもんです。

さて、今回はそんな、未来のデザイナーの皆様に職場でちょっとスッキリするお話です。

それでは、参りましょう。

突然ですが質問です:皆さんの職場環境が当初の理想と違っていたらどうしますか?

 この質問については、若手デザイナーさんが、今後社内で起こりうる状況と捉えてください。

これからデザイナーを目指す方も、知っておいて損はないことです。

とある職場環境での一例をご紹介しますので、その後改めて、この質問と向き合ってみてください。

高い確率で経験する内容です。デザイナーあるあるなので、これを機に覚えておきましょう!

後半に、その本質について解説します。では、早速!

【デザイナーあるある】会社が導入したツールへの向き合い方

 彼女はデザイナー部門に入社。美大系出身。文句なく自身にとって理想的な社会人としてスタートしました。現場でもそれなりの規模の企業なので、学生時に活用していた定番デジタルツールも導入済み。現時点で環境も文句なし。

『実践的な部分はこれからで。諸先輩からノウハウを吸収できれば、自分も一人前のデザイナーに近づけそう。』

彼女のそんな自信に満ちた雰囲気とは裏腹に、予想外の環境変化が起きました。


【学生は65%OFF?】デザイナーの定番デジタルツールについて、知りたい方

 使ったことがないって方は少ないと思いますが、もしこれからデザイナーを目指す方は、習得しておいた方がよいでしょう。

現実は、ほぼ必須です。(社会人になるとこれらツールの専門用語で物事が進む場合があるので。)

いずれも、無料試用できる期間があります。試す価値はありそうなので、良かったらどうぞ。

学生さんだったら、通常より安く購入できるプランがあります。これはお得!学生のうちに身につけることも検討してみてください。※各ソフトで価格、割引率は違います。

  1. illustrator(イラストレーター)
  2. Photoshop(フォトショップ)
  3. Clipstudiopaint(クリップスタジオペイント)

話題を戻します。

現場は今でもトップダウンが多い?

で、その環境変化とは・・・、

【デザイン部門への3DCAD導入】

その理由について補足します。経営者や上司は社員の成長のためにいろいろ策を投じます。設備投資や配置転換、昇進もその後押しになるでしょう。今回はその一環と銘打った3DCADの設備投資。

そこで入社2年目の彼女が、部門の3DCAD担当者として任命されることになります。

彼女の置かれた状況は次の通りです。

  1. 彼女は入社2年目。3DCADは未経験。※3DCADは部内で初導入。
  2. 急遽、ひとりで5日間の研修出張。
  3. の後は実務レベルでOJT。計画的に成果を報告

これだけ見れば、突然すぎる内容に見えますよね。入社2年目の仕事の中でできるわけないじゃん!と思う方も多くいるでしょう。でも、現実的にありうる話ですよね。

ここで、冒頭の問題の続きです。

では彼女が、この状況で以下の選択肢があった場合、皆さんはどれを進めますか?

また自分が同じ立場なら、どれを選択しますか?

3択です。

  1. 自身の成長のために受け入れがんばる。
  2. 思い描いていた理想に合わないから拒否(辞退)する。
  3. 退社して別の会社でデザイナーを続ける。

判断に迷ったら”自分ルール”

まず先に、私が当事者だった場合です。

 私にはルールがあり、何事も自分のためであることを優先にした選択をします

なので私だったら、自身の成長のために3DCADの受け入れます。

与えられたチャンスだと思って、自分の強みになるまで継続します。

そして、進める立場だった場合は、彼女に対して同様なことを進めます

結論を申し上げます!

何が正解かはその時点ではわからない。今の自分を見るのではなく、将来の自分を見た時にここでの判断はどうするかを考える。

ここでのポイントは誰のためでもないということです。この基軸がぶれなければ、仮に失敗したかもしれない判断だったとしても、後悔はしないでしょう。

あなたの”自分ルール” これを機に決めてみてはどうでしょうか?

成功例:人に頼ることも成長の一環

で、この現場一例は、私の後輩のお話でした。

結局、彼女はどうしたかといいますと、1.自身の成長のために受け入れがんばるを選択しました。

ひたすら、業務課程において3Dの要素を取り込み続けました。そして2年間でデザイナーとしても社会人としても自信をつけました。ほんとに見違えました。周りからの信頼も得たのも当然ですが、何より自分でも成長を実感できたと語ってました。

その彼女は翌年、会社を辞めもっと成長できる環境に進みました。すばらしい!

 もうひとつネタバレしますと、実はわたくし、その昔に3DCAD推進委員(確かそんな名称だったかな?事実上私一人でした。)なるポジションにいまして、会社に導入するCADの環境整備や3DCAD動作検証、そして社内相談役を務めていました。

もちろん、彼女の件も私がフォローを入れましたが、

改めてここでのお話のポイントは、彼女自身が決めた選択だったってことです。

もちろん、彼女も悩んでいました。しばらく思い通りにならない状況は続いていました。

でも、そこから約1年間、とにかくやり続けました。短い期間でしたのでレベルはまあそこそこでしたが、行動で大きく変化したことがありました。それは、人を頼るようになったこと。上記1を選択すると自力でやりきる感じを想像しますが、そうではありません。あくまで自己の成長のため。人に頼ることを覚えた彼女はものすごく成長しました。彼女の場合、この選択は正解だったといえるでしょう。

まとめ:何事も自分のためであることを優先!

これは一例にすぎません。

想定外のできごとはちょくちょく起こります。たまに理不尽なことも。

でも、ご紹介した記事に沿ったような考え方行動、そして最終的な判断ができれば、これから似た場面に遭遇しても慌てずに対処できると思います。

結論!

自分の将来は自分で決めた方が断然、楽しいです。

皆様の参考になれば幸いです。Good luck!


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