I started modeling the TOYOTA GR supra

3D MODELのGR SUPRA 完成しました

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【商品開発は内製化すべき?】デザイナーは自分の右腕を持て【問題解決は外注】

#Designer

こんにちは、MKDです。

3Dデザイン歴は30年。出会ったデザイナーさんはいっぱい。

お仕事は、企業内でできない3Dデザインやモデリングをサポートしています。どうぞよろしく


今回も、余談からお付き合いください。

またまたサラリーマン時代だったころのお話。

3次元CADもそこそこ使いこなせるようになったころ、私は案件を掛け持ちすることが多くなりました。【当社従来案件とOEM案件】といった具合に。カテゴリー違いでの外観デザインデータ担当を任された私は、多少の残業や納期に追われる日々も、任される喜びで相殺するようにしていました。

ただ毎週末、F1の予選タイムアタックのように、限られた時間の中で最高、最速のパフォーマンスを出す。

それと同じ感覚はありました。海外製造元へデザインデータや設計データを毎週末。

3Dモデリングのトップカテゴリーでいることを実感するような感覚は忘れられません。

そんなこんなで、私が3次元CADを扱うようになったキッカケのお話は別の投稿でご紹介する予定です。

では、今回のお題にまいります。

デザイナー必見!社外に自分の右腕を持つメリット【凄腕の証しを示せます】

 商品開発では、全ての段取りや工程を内製化できないことがあります。

そんなときは外注業者に業務を委託し、進捗に影響がでないようにしていますよね。

ただ、自分の担当パートを外注に委託しなければならなくなった途端、少しテンションが下がったり、対応が消極的になりませんか?

たぶんその理由は、これです。

  • 来、自分ができれば何も問題がない。でも、できないから外注に依頼する。プロジェクトを遂行するには、なんら問題はないこと。でも、この何とも言えない罪悪感。
  • いざ、できない理由が認められても、後ろめたさを感じながら外注を手配する自分がいる

皆さんも経験したことありませんか?

外部に費用を払うか、社内で納めるかで、何故自分はこんなに悩む必要があるのか?

今回は、こんな感覚にならなくて済む、

外注へお願いすることのメリットについて、しっかりお話します。

いつものように、一例でわかり易く解説します。

『内製化』

外部に業務を委託していた案件を、自社内ですべて完結させること。

まず内製化とは、ご覧の通りです。

 管理職になると常につきまとうのが、費用対効果や効率化。

企業として最終的に目指すところは一緒なのですが、経営者の視点からは内製化は理想的。

しかし現場が回らない場合は、費用をかけてでも外注のサポートを受けたい。

どちらも正解に思え、落としどころは難しいです。

ここで、ちょっと私が企業人だった時代のお話をします。

内製化を流行らせたキッカケは、実はデジタルツール?

 デジタルツールがどんどん市場に出てきた結果、世間の雰囲気は

”デジタル化=効率アップ・コストダウン・時間短縮=内製化”

こんな感じだったころがありました。2010年、特にこのころは、世代交代の時期と重なり、新しい風を入れるための便利な言葉として使われていたことを思い出します。

振り返ると私もその便利な言葉を使って検証する立場だったわけですが、いざ内製化を進めていくと、順調のようでも実際は工程の習得と実作業に時間がかかりすぎたり、企業体質に合わない工程やツールもあったりして、意外と効果がでませんでした。

今こそ、同じチームとなる

 何度も言いますが、内製化はもちろん理想的です。経営者にとっては特に。

でも整っていない環境下でゴリ押ししても社員や企業自体が疲弊し体力が持ちません。

また仕事となると営業、経理、開発、製造は感覚的にそれぞれ敵同士。部署ごとの立場と領域があるため、コスト削減や互いの時間を融通し合うような効率的・協力的関係にはなかなか持ち込めない。

ならどうするか?

結論、内製化に拘らず、一致団結で腹をくくること

つまり、何より大事なのは本業の売り上げアップと考える。

どうしても判断に困ったときはこの原点に立ち返る!

物事が進むことを第一優先に対応するってことなのですが、これはもちろん特定部門だけに限ったことではありません。タイミング次第でどの部署でも起きること。この解決法は、リーダーや上長の力を借り、とことん”やる”体質をつくりあげるしかないです。(定着には時間はかかるかもしれません)

だから、一致団結!なのです

今の時代、スピードが最も大切。

 具体的には、現場は内製化によるメリットとデメリットを明確化し、仮にそのしわ寄せがくると効率が悪い部門を洗い出します。シワ寄せの来る前工程で計画通りの軌道に乗る策を投じる。

経験上、一番最後の工程で、帳尻合わせるのはおすすめしないです。(リカバーが難しい)

 分かりにくいかもしれないので、デザインのモデリング工程を一例に明確化します。

ある案件で3Dデータ作成が必要になったとします。外注費で10万円、工数は4~5日。それを社内で処理すると外注費はゼロ、工数は10日間。

前者は出費はありますが、開発・製造工程に影響は無し。一方後者は出費は無いが開発・製造工程に影響あり。

この状況なら誰もが迷わず、開発工程を優先(前者)にするはず。

その前者にする根拠をもっと伝わる言葉で表現します。

  • 会社として狙った商品発売の時期。その旬を失った時の売り上げへの影響。
  • 売り上げ結果から読み取れることは、会社が練った発売計画とはズレたもの。
  • ターゲットに伝わっていたか否かがあいまい。
  • 次の商品に対するマーケテイングも評価できない。

こんな状況は、ゾッとしますよ。経営者でなくても。

そこで改めて、開発工程で大切なこと:3点です。ここは順番も大事です。

  1. とにかくスピード第一
  2. 外部で可能な場合は積極的に活用
  3. 判断は最速で

 これを、簡単と思うなかれ。

いざ、その当事者となると責任は当然あります。外注に丸投げで大丈夫なんてことを考えてると大変なことになります。自分のパートを外注が代わりに行うわけですから、スケジュール、品質、費用、全てに関して責任を持たなければなりません。

つまり、外注に頼むにしても、安心して依頼できなければ計画倒れ。

信頼関係の構築こそ、凄腕の証し

そうならないために、外注にあなたの右腕となる人を持ちましょう。

特にデザイナーさん

自分のイメージをくみ取り、理解してくれる存在。

その外注は言わば、あなたの分身でなければなりません。

そこで、優良外注先の見分け方:外注業者の選定ポイントをご紹介します。

  1. 同じ感覚を持っている
  2. イメージが伝わる
  3. 納期判断が早い

信頼関係ができれば、発注するための資料にかかる時間も削減できます。

依頼する側からすると、これはかなりありがたいことです。説明するための資料造りに時間がかかっていては、身も蓋もありません。

積極的に、自分の”右腕”を外部につくりましょう!

結論

外注もスマートに動かす=凄腕の証し

試作のことならお任せです。有限会社フェア・トラオエンス(神奈川県川崎市)

ちなみに、私の右腕をご紹介します。

基本『NO』と言わない企業様です。

私と同様に、事業範囲は業種やカテゴリーでくくっていません。

正確には言えませんが、皆様の日常で目にする商品の中に下記企業様の試作工程を通って、世に出ているものは多いです。

いろいろな業界とのお取引があるので、外注に依頼したことがない企業様でも心配はありません。

引き出しの多さは群を抜いています。

相談してみたい場合は、こちらからご確認、お問い合わせください。

 


有限会社 フェア・トラオエンス様


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